シナプス技術者ブログ

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q-tech Meetingについて

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はじめまして。シナプス、システム開発課の今門といいます。 今回の記事では、シナプスが数社の鹿児島のIT企業と一緒に主催している、q-tech Meetingについてお話しします。

q-tech Meetingとは

q-tech Meetingとは、シナプスを含めた鹿児島のIT企業3社で開催している技術勉強会です。

以前弊社中野が、最初の記事でも書いていましたが、株式会社W・I・Zさんにお声かけいただいたのが、q-tech Meetingを始めるきっかけです。 日常的に技術情報をインプット/アウトプットし、エンジニアが飛躍的に成長できる場が必要であると考え、2018年9月に「q-tech Meeting」という合同の技術勉強会をまずは2社で開始しました。

その後、以前から仕事上のお付き合いがあった株式会社現場サポートさんも同じような思いを持っているということを知り、お声かけして3社主催の合同勉強会になった次第です。

また、これも3社共通の思いなのですが、各社のエンジニアが飛躍的に成長できる場であると同時に、つぎのような場でもあってほしいという願いがあります。

  • 鹿児島県内のエンジニアが交流する場にしたい
  • 勉強会やコミュニティーに積極に関わり、主催することで、鹿児島のICT業界を盛り上げていきたい。

そういうこともあり、3社の合同勉強会という位置づけでありながら、技術に興味がある方ならどなたでも参加OKというスタンスをとっています。 connpass上で参加応募をつのり、ご希望があれば発表の場も提供しています。

q-tech Meeting
https://q-tech.connpass.com/

q-tech Meetingという名前の由来は?

「q」って何?とよく聞かれます。
「q」は次の2つの思いから成っています。

  • 九州随一の熱量が高い技術情報が飛び交う場にしていく
  • 常に自らの技術力を疑い成長し続けたい

「九州」と「Question」の頭文字である「Q」からきているということです。 鹿児島に軸足を置きながら、もう少し視野を広げてみようということです。

q-tech Meetingを主催している企業

主催企業3社の事業について紹介します。

各社のやっていることを端的に紹介するにはどうしたら・・と思い悩んだあげく、各社のWebサイトの<meta name="description">をそのまま引用することにしました。

株式会社W・I・Z
株式会社ウィズはスマートフォンやタブレット、フィーチャーフォンのアプリ開発、及びに情報システム開発を承っております。 日々進化するIT技術について、トレンドテクノロジーを見極め、より良いシステム構築に役立てるために「あくなき技術への挑戦」その実現に向けて社員一丸となって取り組みを続けています。
http://www.wiz-net.jp/
株式会社現場サポート
建設業のお客様をサポートするIT企業です。建設業に特化した情報共有システム「現場クラウド for サイボウズ Office」、電子納品や写真管理を行う「現場Office10」、営繕の電子納品要領にも対応した無料の「現場ビュウア」、地盤調査・補強工事支援システム「地優陣」を販売・提供しています。
https://www.genbasupport.com/
株式会社シナプス
SYNAPSE(シナプス)は、鹿児島から「地域密着」「安全・安心」「高速・快適」なサービスを提供する鹿児島の地域密着型プロバイダです。フレッツ光など、ブロードバンドにももちろん対応!
https://www.synapse.jp/

ごらんのとおり、同じ鹿児島でIT事業を展開しているという共通事項がありつつ、3社の事業そのものは全然別物です。
その結果q-tech Meetingは、それぞれが発表し合うことで、多様性のあるちょっとめずらしい勉強会となっています。

具体的にどんなことをやっている?

q-tech Meetingは、原則、毎月第2月曜に開催しています。
これまで、習得した新しい技術についての発表、Lightning Talk、パネルディスカッションを行ってきました。

つい先日開催された第3回目のq-tech Meetingは、 Lightning Talk中心の回でした。 その発表内容を紹介します。

発表内容 発表者 所属会社
Nodeモジュールを作ってみた 大木 与喜人 株式会社W・I・Z
冗長化にGLBPを使って監視設定でハマった話 福山 智之 株式会社シナプス
ふなっしーの相関分析 船倉 翔太 株式会社現場サポート
Pixi.JSでCanvasアニメ実装 上山 希 株式会社W・I・Z
脱線したデータをレールにのせる 中野 龍 株式会社シナプス

ご覧のとおり、デザイン/フロントからネットワークまで、よく言えば幅広い、悪く言えんば統一感のない内容となっています。

自分が普段担当していない技術については、正直細かいところまでは理解できないことも多いです。ただ、紹介されている技術が、どういうもので、何のために必要なのかはわかります。自分の担当している技術との共通事項を発見できて、気持ちが高揚することもたびたびです。そういった刺激は、他分野の話を数多く聞ける、この場ならではのものです。

主催3社が別事業を展開しているゆえに、このような多様性のある勉強会になっています。そのことがq-tech Meetingの特長であり、醍醐味であると自負しています。

q-tech Meetingの今後について

q-tech Meetingでは、3社から運用メンバーを選定しており、Slackやミーティングで、今後この場をどうしていこうか、頻繁に話し合っています。
もちろん、一般的なIT系勉強会のように、新しい技術を試して発表するこはこれまでどおり続けていきますが、運営スタッフとしては、次のようなこともやってみたいと考えています。

  • 実際に手を動かす、ワークショップやハンズオンのようなものを開催したい。
  • 業務における失敗事例を(言える範囲で)紹介するのはどうか?
  • 座談会形式で、お互いに知りたいことを聴き合ってみては?
  • 参加者にアンケートをとって、開催内容の参考にしてみてはどうか?
  • あまり勉強会に積極的でない企業さんを巻き込んでいきたい。

q-tech Meetingのことを話すと、運用メンバーからは湯水のようにいろんなアイデアが出てきます。 それだけ、q-tech Meetingに対する思い、ひいては鹿児島のIT業界を盛り上げていきたいという思いが強いのだと考えます。
鹿児島のIT業界の将来について、思いを巡らせる方は多いと思います。
鹿児島のそのような方々に、このq-tech Meetingへ参加してもらうことを強く願います。